正しく知ろう!ニコチンとタールはこう違う

日本で買えるタバコには、ニコチンとタールの含有量が必ず書かれています。

この含有量が、タバコそのものではなく吸った際に出る煙から算出されていることを知っている人は、喫煙者でなくてもけっこういると思います。

では、ニコチンとタールの違いは知っていますか?

知らなくても喫煙はできますが、私の経験では、知っていた方がダンゼン禁煙しやすいです。

禁煙したいなら、ニコチンとタールの違いを是非知ってください。

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ニコチンとタールの違い

タバコを体に悪いものとして語られる際、やり玉に挙げられるのは、いつもニコチンとタールですよね。

なぜこの2つは悪者扱いされるのでしょうか?

それぞれの特徴を知り、違いを比較してみれば、その理由はちゃんと見えてきます。

ニコチンとは

神経毒性が非常に強く、揮発性がある天然由来の油状液体(無色)です。

発がん性物質は含まれていません。

摂取すると、ニコチンの効果にも書いた通り「快楽、興奮、リラックス」という3つの効果が得られますが、ニコチンの影響にも書いた通り脳内における神経伝達物質の分泌量が減り、ニコチンなしでは生きていけない体になってしまいます。

タールとは

“ヤニ”とも呼ばれる、有機物質の熱分解によって得られるネバネバの油状液体(色は黒~褐色)です。

数百種類の発がん性物質が含まれています。

耳にタコができるほどよく聞く「タバコを吸い続けているとガンのリスクが高まる」原因はこの、タールによるものが大きいと考えていいでしょう。

粘着性の強い油状液体のため、一度こびりつくとなかなか取れません。

タバコを吸っていると部屋の壁やカーテンが黄ばんだり茶ばんだり、気をつけないと歯の色が変わってしまいますよね。

それ、タールがこびりついているからです。

番外編:iQOS(アイコス)にニコチンとタールの表記がない理由

受動喫煙被害や自身の健康を考慮して、iQOS(アイコス)に代表される加熱式タバコに切り替える人も増えていますが、加熱式タバコにはニコチンとタールの表記がないことに気づいていましたか?

その理由は、煙が出ないからです。

先に書いたように、ニコチンとタールは煙に含まれる量を算出しています。

iQOS(アイコス)のような、火を使わずに煙ではなく水蒸気を吸うタイプの加熱式タバコからは算出することができないのです。

とはいえ、ニコチンとタールはゼロではありません。

本気で禁煙したい(二度とタバコを吸わないでいい体になりたい)人がタバコの代替品として吸うものではないということは、頭に入れておきましょう。

ニコチンとタールの違いまとめ

ニコチンとタールはどちらも油状液体でしたが、違いもいろいろありましたね。

ニコチンの特徴を以下にまとめます。

  • 天然由来
  • 無色
  • 揮発性がある
  • 発がん性物質なし
  • 「快楽、興奮、リラックス」効果が得られる
  • 神経伝達物質の分泌量が減る

タールの特徴を以下にまとめます。

  • 有機物質の熱分解によって得られる
  • 色は黒~褐色
  • ネバネバ
  • 発がん性物質が数百種類含有
  • 一度つくとなかなか取れない
  • 部屋や歯の変色を招く

こうして並べて比べると、色が黒いことも相まってタールが悪でニコチンはそうでもないように見えてくる人もいるのではないでしょうか?

でも、本気で禁煙したいなら、見逃してはいけません。

ニコチンには、ニコチンなしでは生きていけない体になってしまう強烈な神経毒性(依存性)があるのです。

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